「たぶん」を表すこの3つの単語の使い分けは、できていない生徒さんが多いです。「全部『たぶん』って訳せばいいんですよね?」とよく聞かれます。
確かに、辞書を引くとどれも「たぶん」「おそらく」と書いてあります。日本語では違いがないので、「3つとも同じじゃないの?」「何が違うの?」と混乱するのは当然なんですよね。
ネイティブスピーカーはこの3つをはっきり使い分けています。今日はそのポイントをバッチリ押さえていきましょう!
3つの違いは「確信度」で決まる!
この3つは「どれくらい自信があるか」で使い分けるんです。
| 単語 | 確信度 | 日本語のイメージ |
|---|---|---|
| probably | 約70〜80% | たぶん〜だろう(かなり自信あり) |
| maybe | 約50% | 〜かもしれない(五分五分) |
| perhaps | 約30〜50% | ひょっとすると〜かも(やや控えめ) |
probablyが一番自信があるんですよ!maybeが教科書では最初に出てくるので、「maybeが一番確信度高そう」って思っている生徒さんが結構います。ここはよく間違えるので要注意です!
それぞれの使い方をくわしく見てみよう
【probably】は、根拠があって「たぶんそうなるだろう」と思っているときに使います。
例えば、空を見て黒い雲がモクモク出ていたら “It will probably rain.” と言えますよね。証拠があるから自信がある、というイメージです。
【maybe】は、正直どっちか分からないときに使う、一番カジュアルな表現です。
友達との会話でとてもよく出てきます。「パーティー来る?」「Maybe.」みたいな感じですね。(「行きたい!」という気持ちはない時の返事なので、使うシチュエーションは気を付けて!)
ちなみに「Maybe.」だけで返事する使い方は、日常会話ではすごく自然です。Maybe I’ll come.と言わなくてもOKです。
【perhaps】は、maybeよりちょっとフォーマルで、控えめなニュアンスがあります。
書き言葉や丁寧な場面で使われることが多いですね。私がいつも「perhapsはmaybeのお上品バージョン」と生徒さんたちに伝えています。イメージしやすい、ですよね!?
あと、この3つは文の中に入る位置がちょっと違います。probablyは文の途中(動詞の前やbe動詞の後)に入ることが多いですが、maybeとperhapsは文頭に置くのが一般的です。
状況と気持ちを想像しながら例文を読んでみましょう
ここまでの説明をしたところで、「で、結局どう使い分ければいいか分からない」と聞かれることも多いです。最終的には例文で確認して、イメージを定着させるしかありません。
同じ状況でも、確信度によって使う単語が変わるのがポイントです。どんな気持ちで言っているか想像しながら読んでくださいね。
① He will probably pass the exam.
(彼はたぶん試験に受かるだろう)→ 普段の成績を見て、かなり自信あり
② Maybe she is sick today.
(彼女は今日、病気かもしれない)→ 理由は分からないけど、欠席してるから推測
③ Perhaps we should leave now.
(ひょっとすると、もう出発した方がいいかもしれません)→ 控えめに提案
④ I’ll probably be late for dinner.
(たぶん夕食に遅れると思う)→ 仕事が終わらなそうで、ほぼ確実
⑤ Maybe I’ll go to the party. Maybe not.
(パーティー行くかも。行かないかも)→ 本当に五分五分の気持ち
定期テストでは、「次の3つを確信度が高い順に並べなさい」という形式で「確信度の順番を問う問題」が出ることがあります。
さっき出した表で、確信度の高い順に probably → maybe → perhapsを確実に覚えておきましょう。
テストでもう一つ注意したいのは、probablyの位置を問う並べ替え問題です。
「He probably will come.」ではなく「He will probably come.」が正解です。助動詞がある場合は、その後ろに置くのが基本ですよ。
確信度が高い順にpmp。プロ(probably)の方が確度が高い。
この3つの使い分けは「なんとなく分かった気になっている」生徒さんがとても多いです。なんとなく訳せるし、意味もまあ取れるし、後回しになりがち。
でも曖昧なままだと、会話文や物語文で状況がつかみづらかったり、英作文でも自信を持って書けなかったりします。「たぶん」の見分け、確実にしちゃいましょう。
・probablyは70〜80%の自信があるとき
・maybeは五分五分のとき
・perhapsはmaybeより少しフォーマルで控えめなニュアンス
・probablyの位置に注意(一般動詞動詞の前、be動詞の後、助動詞の後)
mから始まるのがpから始まるのに挟まれているのでpmpは覚えやすいですよね。
そして、probablyは「プロ」がつく。素人よりもプロの方がレベルが高いので、最初のpの方がprobably。そんな感じで、語呂合わせでもいいので焼き付けましょう!


