「discover」「find」「figure out」それぞれのイメージをひと言で
結論から言っちゃいましょう。それぞれ、こういうイメージで覚えてください。 discover → 世の中で初めて見つける(大発見!) find → 探していたものなどに(偶然に)出会う・見つかる figure out → 頭を使って答えや解決策を導き出す 同じ「見つける」でも、何を・どうやって見つけるかで使う単語が全然違うんです。それぞれの単語をくわしく見ていこう
● discover ― 「誰も知らなかったことを初めて発見する」
discoverは「発見する」と訳されることが多いですが、ポイントは「世界で初めて」というニュアンスがあることです。 コロンブスがアメリカ大陸を発見した、科学者が新しい法則を見つけた、みたいな場面で使います。だから、「鍵を見つけた」みたいな日常的な場面でdiscoverを使うと、ちょっと大げさに聞こえるんですよね。 私が生徒さんに伝えるときには、「discoverは歴史の教科書に載るレベルの発見」と言ったりもします。イメージしやすいですよね。 Columbus discovered the Americas.「コロンブスがアメリカ大陸を発見した」を例文ごと覚えてしまうのがおススメです。● find ― 「探して見つける」or「偶然見つける」
findは「わかる」を表す単語の中でも、一番使用範囲が広い単語です。 探していたものが見つかった場合も、偶然出会った場合も使えます。 「やっとスマホ見つけた!」も「道端で100円拾った」もfindでOK。 つまり、日常会話で「見つける」と言いたいときは、まずfindを使っておけば大体間違いないと思ってください。 ちなみに、findには「〜だとわかる」という意味もあって、”I found the movie boring.”(その映画はつまらないと思った)のような使い方も高校では出てきます。 これは今回の話からはずれるので、また別の機会に取り上げようと思います。● figure out ― 「考えて答えを見つける・理解する」
figure outは物理的に何かを見つけるのではなく、頭を使って考えた結果、答えや解決方法にたどり着くイメージです。 数学の問題を解いて答えを出した、複雑な機械の使い方をようやく理解した、(推理して)犯人が誰かわかった――こういう場面で使います。 そもそも、figureという単語に「計算する・考える」という意味があるんですが、知っていましたか?それを知っていれば、よりイメージしやすいと思います。 日本語だと「解明する」「突き止める」「理解する」あたりが近いかもしれません。ここまでの話をまとめておきました!
| 単語 | コアイメージ | 典型的な場面 |
|---|---|---|
| discover | 世界初の発見 | 新大陸、新種、科学的発見 |
| find | 探す→見つかる / 偶然出会う | 鍵を見つける、いい店を見つける |
| figure out | 考えて答えにたどり着く | 問題を解く、使い方を理解する |
例文で感覚をつかみましょう
大枠が理解出来たら、例文を並べて比べてみましょう。 ここまでの説明をしても、まだ何となく頭を抱えていた生徒さんも、実際の用例をみたら「わかった!」と言ってくれました。やっぱり例文の力って大きいです。① Columbus discovered America in 1492.
(コロンブスは1492年にアメリカを発見した。)
→ 歴史的な大発見なのでdiscover
② I finally found my keys under the sofa.
(やっとソファの下で鍵を見つけた。)
→ 探していたものが見つかったのでfind
③ I can’t figure out how to use this app.
(このアプリの使い方がわからない。)
→ 頭で考えても理解できないのでfigure out
④ Scientists discovered a new planet.
(科学者たちが新しい惑星を発見した。)
→ 人類初の発見なのでdiscover
⑤ After hours of discussion, we figured out a solution.
(何時間も話し合って、やっと解決策を見つけた。)
→ 考え抜いてたどり着いたのでfigure out
discoverとfindの使い分けが、特に狙われやすい
私の経験上、テストや試験で一番出やすいのは「discoverとfindの使い分け」です。 「誰かにとっての初めて」と「世界にとっての初めて」を混同させる問題がよく出ます。 たとえば、こんな問題。「私は偶然この本を見つけた。」を英訳せよ。
ここでdiscoverを使ってしまう生徒がけっこういるんですよね。 でも「この本」は別に世界初の発見ではないので、正解は “I found this book by chance.” です。 「似た意味の単語の違い」って、一度、きちんと整理すると忘れにくいものです。 曖昧なままでもなんとなく解けるから…というのは、今日で終わりにしましょう! ・文法問題や読解問題で出てきたら、その文まるごと覚えるつもりで復唱する ・英作文を書くときは意識して使い分ける この2つをしばらく頑張って続けてみてください。自然と使い分けの感覚が身についてくるはずです!

