「so that」と「so ~ that」の違いって何?目的と結果の構文を使いこなそう

この2つは読解問題でもよく出てきますね。「so thatって何種類あるんですか?」って生徒さんに聞かれることも多いです。見た目が似てるから、混乱するのも無理はないですよね。

でも安心してください。たった1つのポイントを押さえれば、もう迷わなくなりますよ!

soとthatがくっついてたら「目的」、離れていたら「結果」

「so that」=「〜するために」(目的)
「so ~ that」=「とても〜なので…」(結果)

soとthatがくっついてるか、離れているか。これだけで判断できます。シンプルでしょ?

そもそも「2つある」と認識してない生徒さんも結構いるんですが、そこは大丈夫でしょうか?今日はしっかり区別できるようになりましょう。

〈so that構文〉 ― 「目的」を表す使い方

まずは目的の意味を表す「so that」から見ていきます。

これは「〜するために」「〜できるように」という意味。日本語で言う「目的」を表現したいときに使います。

I woke up early so that I could catch the first train.
(始発電車に乗れるように、早く起きた。)

ポイントは、so that の後ろに「can / could / will / would」などの助動詞がよく来るということです。目的を表すために、「〜できるように」「〜するために」というニュアンスが入るので、自然と助動詞が必要になるんですね。

ちなみに、会話やカジュアルな文章では「that」が省略されて「so I could ~」だけになることもあります。英検のリスニングなんかでよく出てくるので、頭の片隅に置いておいてください。

〈so ~ that構文〉 ― 「結果」を表す使い方

次に結果の「so ~ that」です。

こっちは「とても〜なので、…だ」という意味。soとthatが離れていて、その離れている「〜」の部分には形容詞か副詞が入ります。

The book was so interesting that I couldn’t stop reading.
(その本はとても面白かったので、読むのをやめられなかった。)

この文、「so」と「that」の間に「interesting」という形容詞が挟まってますよね。これが「結果」構文の特徴です。

もう1つ例を出しますね。

He ran so fast that nobody could catch him.
(彼はとても速く走ったので、誰も捕まえられなかった。)

今度は「fast」という副詞が入っています。どちらにしても、「so」と「that」の間に何かが挟まるのが目印なんです。

一覧表であらためて整理しましょう

ここで2つの構文を表にまとめておきます。テスト前の確認にどうぞ。

構文 意味 形の特徴 例文
so that 〜するために(目的) so that + 主語 + 助動詞 I study hard so that I can pass the exam.
so ~ that とても〜なので…(結果) so + 形容詞/副詞 + that She was so tired that she fell asleep.

「soとthatの間に何かあるかないか」を見落とさなければ、簡単に見分けられます。問題を解くときは、まずここをチェックする癖をつけてください。

たくさん例文をみて慣れるのが近道

それでは例文をいくつか見ていきましょう。「目的」か「結果」か、考えながら読んでみてくださいね。

① 目的
She spoke slowly so that everyone could understand.
(みんなが理解できるように、彼女はゆっくり話した。)
② 結果
The movie was so scary that I couldn’t sleep.
(その映画はとても怖かったので、眠れなかった。)
③ 目的
I saved money so that I could buy a new guitar.
(新しいギターを買えるように、お金を貯めた。)
④ 結果
He was so hungry that he ate three bowls of rice.
(彼はとてもお腹が空いていたので、ご飯を3杯食べた。)
⑤ 結果
The question was so difficult that no one could answer it.
(その問題はとても難しかったので、誰も答えられなかった。)
感覚はつかめてきましたか?
先日、生徒に鋭い質問を受けました。「③の文って、『お金を貯めた結果、ギターが買えた』とも読めませんか?」と。確かに、実際のコミュニケーションの場においては、そういうニュアンスで使うこともあるでしょう。
でもテストにおいては、「so that + could」の形は「目的」をの一点張りで大丈夫です。それで×をもらうことはありません。

書き換え問題にも対応できるようにしておこう

目的や結果を表す表現なので、テストで出やすいのは「書き換え問題」です。

特に、「so ~ that」を「too ~ to」や「enough to」に書き換えさせる問題は、本当によく出ます。例えばこんな感じ。

He is so young that he can’t drive a car.
= He is too young to drive a car.
(彼は若すぎて車を運転できない。)

この書き換えパターンは、中学の定期テストから大学入試まで幅広く登場します。「so ~ that + can’t」は「too ~ to」に直せる、と覚えておきましょう。

また、並べ替え問題でも頻出。「so / that / tired / was / she / couldn’t / she / stand」みたいな問題ですね。語順を正確に理解していないと解けません。

大学受験でも、この知識の有無が得点差につながる!

so that構文、so ~ that構文は、学校の定期テストだけでなく、大学受験まで問われるポイントなので、この2つの構文は今のうちに完璧にしておきましょう。長文読解問題や英作文問題でも使えると、得点差をつけられるようになります。

・「so that + 助動詞」=「〜するために」(目的)
・「so + 形容詞/副詞 + that」=「とても〜なので…」(結果)
・見分け方は「soとthatの間に何かあるかどうか」

何回でも言いますが、脳だけでなく耳と口も使って、例文を音読して覚えてくださいね。口に出すと、自然と頭に残りますので!