最近は、定期テストで英語の「会話表現」の問題はよく出ます。
会話だから簡単と思っている生徒さんが多いですが、意外と落としやすいパートなんです。
文法問題や長文読解は一生懸命対策するのに、会話表現は「なんとなくできそう」と後回しにしがちだったりしませんか?でも何も対策していないと、ここで5点、10点と差がつくことも珍しくありません。
今回は、私が実際に生徒さんたちに教えているコツと、絶対に覚えておきたいフレーズをお伝えしますね。
なぜ会話表現問題で点をとれないのか
そもそも、なぜ意外と点数が取りづらいのでしょうか。
「日常会話」なんて簡単でしょ、と思う生徒さんも多いですが、文法的に正しいかどうかより、「この場面ではこう言うのが自然」というパターンが問われます。
会話としてかみ合っていなければ「文法的には合ってるのに不正解」というパターンがあるんです。
だから、単語の意味だけ覚えても太刀打ちできないんですよね。
たとえば、電話がかかってきて、受話器を取ったときのやり取りを見てみましょう。
A:Hello, may I speak to Ken?(もしもし、ケンをお願いできますか。)
この電話をケン本人がとっているとします。
その場合、やりがちな誤答はこちらです。
B:I am Ken.(私はケンです。)
文法的にはあっていますし、言いたいこともわかりますが、英語の電話では決まった表現があります。
正解(自然な表現)は
B:This is Ken.
です。
このように、会話表現問題では「どんな場面で使うか」を意識しながら、決まり文句をセットで覚えることが必須です。
ただ文法や単語を勉強しただけでは、会話問題では点数が取れません。
これだけは覚えるべし!場面別・決まり文句の一覧
特に出やすいものを厳選しました。丸暗記してください。
| 場面 | フレーズ | 意味・使い方 |
|---|---|---|
| お礼への返答 | You’re welcome. / No problem. | 「どういたしまして」 |
| 依頼する | Could you ~? / Can you ~? | 「~してくれますか」 |
| 依頼を受ける | Sure. / Of course. / No problem. | 「いいですよ」 |
| 提案する | Why don’t we ~? / How about ~? | 「~しませんか」 |
| 提案に賛成 | Sounds good. / Good idea. | 「いいね」 |
| 道案内 | Go straight. / Turn right at ~. | 「まっすぐ」「右に曲がる」 |
| 電話 | May I speak to ~? / Speaking. | 「~さんいますか」「私です」 |
| 買い物 | May I help you? / I’m just looking. | 「いらっしゃいませ」「見てるだけです」 |
「どういたしまして」の”You’re welcome.”は知ってたけど、 “No problem.” は覚えられていなかった人、いるのではないでしょうか。
いちばん有名どころをはずして、問題を出す人は狙ってきます。いくつかのパターンを覚えておきましょう。
「応答」の組み合わせを意識しよう
会話表現問題の多くは、「Aが言ったことに対して、Bは何と答えるか」という形式です。つまり、フレーズ単体ではなく「ペア」で覚えることも、点数をとるためにいは重要です。
たとえば、こんな組み合わせ。
A: Thank you for helping me.
B: You’re welcome.(どういたしまして)
A: Why don’t we go to the park?
B: Sounds good.(いいね)
A: May I speak to Ken?
B: Speaking.(私です)/ Hold on, please.(お待ちください)
この “Speaking.” は電話特有の表現です。”I’m speaking.”ではなく”Speaking.”だけで、「(電話で)話しているのは私です」という意味になるので、要注意!
A: Could you open the window?
B: Sure.(いいですよ)
A: I’m sorry I’m late.
B: That’s OK. / No problem.(大丈夫だよ)
A: Can I have a glass of water?
B: Here you are.(はい、どうぞ)
「似ているけれど、使う場面も意味も違う」表現には注意が必要です。
たとえば最後の “Here you are.”(はい、どうぞ)と似ている表現に “Here we are.”(着いたよ)があります。
一文字違いで意味が全然違うので、テストで引っかけ問題として出ることがあります。
実際に口に出して練習すれば完璧!
会話表現って「慣れ」が大きいです。「こんな時はこう言う」って文字だけ読んでいてもなかなか記憶に残らないですよね?
なので、何度も聞いて、実際に自分がその場にいることをイメージして声に出して練習してください。そうすれば、自然と返答すべき内容が思い浮かぶようになります。
「音読キライ!」という生徒さんも多く見かけますが、普段から教科書の会話文を音読しておくのが、結局は一番の近道なんですよね。コスパ的に絶対損はしませんので、ぜひ今日から、声に出して練習してみてください!

