定期テスト英語の【和訳問題】で「減点されないコツ」と「採点者が見ているポイント」

和訳問題、なんとなく合ってるのに減点される…なぜ?

「英文の意味はだいたいわかってるのに、和訳問題でいつも点を引かれる…」

そんな悩みを持っている人、実はとても多いんです。定期テストの和訳問題って、「意味が合っていれば正解」というわけではないんですよね。

今回は、採点する先生が実際にどこを見ているのか、そしてどうすれば減点されない和訳が書けるのかを、わかりやすく解説していきます!

採点者が見ている3つのポイントを押さえよう

和訳問題で減点されないためのコツは、ズバリこの3つです。

①文法事項を正しく訳に反映させる
②単語の意味を文脈に合わせて選ぶ
③日本語として自然な文にする

この3つができていれば、ほとんどの減点は防げます。逆に言えば、採点者はこの3点をチェックしているということ。一つずつ詳しく見ていきましょう!

くわしい解説|減点されやすいポイントと対策

では、採点者が具体的にどこを見ているのか、よくある減点パターンと一緒に確認していきましょう。

①文法事項を正しく訳に反映させる

これが最も減点されやすいポイントです。特に以下の文法は要注意!

文法事項 訳に反映すべきこと よくあるミス
時制(過去形・現在完了など) 「〜した」「〜している」など時制を明確に 現在完了を単純過去で訳す
受動態 「〜される」「〜された」と訳す 能動態のまま訳してしまう
比較級・最上級 「より〜」「最も〜」を入れる 比較の意味が抜け落ちる
助動詞 can→「〜できる」must→「〜しなければならない」など 助動詞のニュアンスを無視
関係代名詞 修飾関係を正しくつなげる 文のつながりがおかしくなる

たとえば “This book was written by him.” を「彼はこの本を書いた」と訳すと、意味は通じますが受動態が反映されていないので減点対象です。正しくは「この本は彼によって書かれた」となります。

 

②単語の意味を文脈に合わせて選ぶ

英単語には複数の意味があることが多いですよね。辞書の最初に出てくる意味をそのまま使うと、おかしな訳になることがあります。

例:run
・The boy runs fast.(走る)
・He runs a restaurant.(経営する)
・The river runs through the city.(流れる)

文脈を無視して「走る」だけで覚えていると失点します。文全体の意味を考えて、適切な訳語を選びましょう。

③日本語として自然な文にする

英語の語順のまま日本語にすると、不自然な文になります。

例:I have a friend who lives in Canada.
△「私は持っている友達をカナダに住んでいる」
○「私にはカナダに住んでいる友達がいます」

直訳しすぎると減点されます。「日本語として読んで違和感がないか」を必ず確認しましょう。

例文で復習|よくある間違いをチェック!

実際の例文で、正しい訳し方を確認してみましょう。

例文①:She has lived in Tokyo for five years.
✕「彼女は5年間東京に住んだ」(単純過去に見える)
○「彼女は5年間東京に住んでいます」(現在完了=継続を反映)
例文②:English is spoken in many countries.
✕「英語は多くの国を話す」(受動態が反映されていない)
○「英語は多くの国で話されています」
例文③:Mt. Fuji is the highest mountain in Japan.
✕「富士山は日本で高い山です」(最上級が抜けている)
○「富士山は日本で最も高い山です」
例文④:You must finish your homework before dinner.
✕「あなたは夕食前に宿題を終える」(mustの意味がない)
○「あなたは夕食前に宿題を終えなければなりません」
例文⑤:The book which I bought yesterday was interesting.
✕「その本、私は昨日買った、おもしろかった」(文がつながっていない)
○「私が昨日買った本はおもしろかった」

テスト・入試でのポイント

定期テストや入試では、和訳問題で以下のような点が特に問われやすいです。

【定期テストで狙われやすい文法】

  • その単元で習った文法事項(受動態の単元なら受動態の和訳など)
  • 現在完了形(継続・経験・完了の訳し分け)
  • 関係代名詞を含む文
  • 不定詞・動名詞の訳し方

【高校入試・大学入試で注意すべきこと】

  • 下線部だけでなく、前後の文脈も必ず読む
  • 代名詞(it, they, thisなど)が何を指すか意識する
  • 意訳しすぎず、かといって直訳すぎない「ちょうどいい訳」を目指す

採点者は「この生徒は文法を理解しているか」を和訳で判断しています。だからこそ、文法のポイントを訳に反映させることが大切なんです。

まとめ

今回のポイントをおさらいしましょう!

チェック項目 確認すること
①文法事項 時制・受動態・比較・助動詞などを訳に反映しているか
②単語の意味 文脈に合った訳語を選んでいるか
③日本語の自然さ 日本語として読んで違和感がないか

和訳問題は、英語力だけでなく「丁寧に考える力」が問われる問題です。「だいたい合ってる」で終わらせず、文法や単語の意味を一つひとつ確認する習慣をつけましょう。

この3つのポイントを意識するだけで、和訳問題の点数はグッと上がりますよ!ぜひ次のテストで試してみてくださいね。